Yves Saint Laurent pour hommeのブルゾンをダブルジップ化|ブランドスライダーを残したファスナー改造事例
アウターのファスナーをダブルジップ仕様に変えると、着こなしや着心地の自由度が大きく変わります。特にブルゾンは、下側を少し開けられるだけで、座ったときのつっぱり感が減ったり、コーディネートの見え方が軽くなったりするのが魅力です。
今回ご紹介するのは、Yves Saint Laurent pour homme(イヴ・サンローラン・プールオム)のブルゾンを、通常のジップからダブルジップへ改造した事例です。
しかも今回は、ただダブルジップに交換しただけではありません。既存のブランドスライダー(引き手)をできるだけ活かしたまま仕様変更できた点が、この事例の大きなポイントです。
まずは今回のお直し内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Yves Saint Laurent pour homme(イヴ・サンローラン・プールオム) |
| アイテム | ブルゾン |
| お直し内容 | 通常ジップからダブルジップへの改造 |
| 完成イメージ | 既存のブランドジップ(スライダー)を活かしたまま、ダブルジップ仕様に変更 |
| 仕様 | 現状仕上げ(外観をできるだけ変えない) |
| 基本料金 | 8,597円 ※14日納期オプション・自分で送る・60cm以下 |
| 追加料金 | 0円 |
| 合計 | 8,597円 |
| 納期目安 | 約16日(配送期間込み) |
今回のケースでは、追加料金なしで対応でき、合計は8,597円でした。納期目安は約16日です。
この事例のポイントは「残したいものを残した」こと
ファスナー改造というと、「機能を変える」ことに目が行きがちですが、ブランドアイテムではそれだけでは不十分なことがあります。
特に今回のようなブルゾンでは、ファスナーの引き手やスライダーも含めて、その服の印象をつくっています。だからこそ、「ダブルジップにしたい」だけでなく、ブランドらしさを感じるパーツは残したいというニーズが出やすいお直しです。
今回は、既存のブランドスライダーを活かしながらダブルジップ化することで、見た目の印象を大きく崩さずに、機能性だけをアップデートしています。
ビフォー/アフター
BEFORE(お直し前)

AFTER(お直し後)

ビフォーアフターを見ると、外観の雰囲気を大きく変えずに、ダブルジップ仕様へ変更されているのが分かります。機能面の変化はもちろん、見た目の違和感をできるだけ抑えている点も、この事例の見どころです。
通常ジップをダブルジップに変えると何が変わるのか
ダブルジップ化のメリットは、単に「上下から開く」ことだけではありません。実際には、着用時のストレス軽減やスタイリングの幅にもつながります。
- 座ったときに裾まわりがつっぱりにくくなる
- 下側を少し開けてシルエットに変化をつけられる
- インナーやパンツとのバランスを調整しやすい
- フロントを閉じたままでも、動きやすさを確保しやすい
とくにブルゾンやショートアウターは、ダブルジップにすることで見え方がかなり変わります。機能面とデザイン面の両方にメリットがある改造です。
作業で難しいのは「見た目」と「規格」の両立
ダブルジップ化は、ただファスナーを取り替えるだけの作業ではありません。
通常のジップとダブルジップでは、構造そのものが異なります。上下それぞれで開閉できる仕様にするため、ファスナーテープやエレメント(務歯)、止め具、スライダーの相性など、複数の要素を確認しながら設計する必要があります。
さらに今回は、ブランドスライダーを残したいという要望もありました。そのため、見た目だけでなく、パーツ同士の整合性も重要になります。
- ダブルジップに対応する構造へ変更する必要がある
- 既存スライダーが使えるかどうかを確認する必要がある
- テープ・エレメント・止め具との相性調整が必要になる
- 前立てや周辺構造を崩さず仕上げる工夫が求められる
こうした条件をクリアしながら、外観をできるだけ変えずに仕上げるのが、この種のお直しの難しさであり価値でもあります。
依頼前に整理しておくとスムーズな3つのこと
1. 何を変えたいのか
「ダブルジップにしたい」という希望でも、その理由は人によって違います。着こなしの幅を広げたいのか、座ったときに楽にしたいのか、あるいは見た目の雰囲気を変えたいのか。目的がはっきりしていると、優先順位が整理しやすくなります。
2. 何を残したいのか
今回のように、ブランドスライダーや引き手など、残したい要素がある場合は最初に伝えるのが大切です。あとから「そこは残したかった」となると、仕上がりの期待値にズレが出やすくなります。
3. どこまでの変化を許容できるか
見た目をほぼ変えたくないのか、多少変わっても機能性を優先したいのか。この判断によって、進め方や提案の方向性も変わります。
よくある不安と、この事例での考え方
見た目は変わってしまいませんか?
多少の変化はありますが、今回のように残したいパーツを明確にすることで、違和感を減らしやすくなります。特にブランドアイテムでは、「機能」だけでなく「雰囲気」をどう残すかが重要です。
追加料金がかかりそうで不安です
ファスナー改造では、特殊パーツの流用や構造調整が必要な場合、追加料金が発生することがあります。ただし今回は追加料金なしで対応できました。
完成後のイメージが湧きません
ダブルジップは、着たときの使い方まで想像しておくと完成イメージが固まりやすくなります。たとえば「下を5cmほど開けて着たい」「座るときに裾を少し逃がしたい」など、使い方まで共有するとズレが出にくくなります。
この事例が参考になる方
今回のようなお直しは、次のような方に特に向いています。
- お気に入りのブルゾンをもっと着やすくしたい方
- 通常ジップをダブルジップに変えたい方
- ブランドの引き手やスライダーをできるだけ残したい方
- 見た目の印象を大きく変えずに機能だけ改善したい方
まとめ|ブランドらしさを残しながら、使い勝手をアップデートした事例
今回ご紹介したのは、Yves Saint Laurent pour hommeのブルゾンを、通常ジップからダブルジップへ改造した事例です。
ポイントは、単なるファスナー交換ではなく、ブランドスライダーを活かしながら外観の印象をできるだけ保ったことにあります。費用は8,597円、納期目安は約16日でした。
「ダブルジップにしたいけれど、ブランドらしさは残したい」「お気に入りのブルゾンをもっと使いやすくしたい」という方は、今回のように何を変えたいか・何を残したいかを整理して依頼すると、仕上がりのイメージを共有しやすくなります。
fitu:https://fi-tu.com/